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落語を知る。もっと楽しむ。


「知ったかぶり」って、なんでバレる? 落語に出てくる、分からないのに分かったふりをする人
会話の途中で、知らない言葉が出てくる。
本当は「それ、何?」と聞けばいいだけなのに、なんとなく聞きづらくて、「ああ、あれね」と知っている顔でやり過ごしてしまうことがあります。
その場で話題が変われば、何事もなかったことにできます。ところが相手から詳しく聞かれたり、自分から説明しなければならなくなったりすると、さっきの「知ってる」を守るために、さらに話を合わせなければなりません。
最初はほんの少し見栄を張っただけだったのに、気づけば引き返せなくなっている。
古典落語には、そんな「知らないと言えない人」が何人も登場します。
10月4日


「仕事したくない」は昔から? 落語に見る、働かない人と世話を焼く家族
朝、仕事に行きたくない。
できれば今日は休みたい。しばらく働かなくても、なんとかならないだろうか。
そんなことを考える人は、現代だけではありません。古典落語にも、いい年をして仕事をせずぶらぶらしている人や、腕はあるのに酒に溺れて働かなくなってしまった人が登場します。
ただし、江戸の「仕事」を現代の会社勤めと同じように考えることはできません。町には商家の奉公人もいれば、職人、行商人、その日ごとに仕事をする人もいて、働き方そのものが今とはかなり違いました。
そのため、働かない人への対応も「会社から勤怠について連絡が来る」というより、親戚や妻など、家族ぐるみでどうにかしようとする姿が落語にはよく描かれます。
では、働こうとしない人たちは、噺の中でどう扱われているのでしょうか。
10月3日


「ケチ」と「節約」はどこが違う? 落語に出てくる、お金を使いたくない人
同じものなら、できるだけ安く買いたい。まだ使えるものは最後まで使いたい。必要のない出費なら減らしたい。
食品の値段も光熱費も上がるなか、日々の暮らしで節約を意識している人は多いでしょう。
安い店を探したり、使わない電気を消したり、買う前に「本当に必要かな」と一度考えたり。少しの工夫が積み重なると、家計にもそれなりの差が出てきます。
一方で、同じようにお金を使わない人でも、「節約上手」と言われる人もいれば、「そこまでやるとケチでは?」と思われる人もいます。
辞書では、「節約」は無駄遣いをやめて切り詰めること、「ケチ」はむやみに金品を惜しむことと説明されています。
つまり、違いは単純に「どれだけお金を使わないか」ではなく、何を削っているのかにありそうです。
自分の無駄を減らしているうちは節約でも、必要なものまで惜しんだり、家族や周りの人にまで我慢をさせたりすると、だんだん印象が変わってきます。
古典落語には、この境目をとっくに通り越した人たちが登場します。
10月2日


“タイパ”という言葉がない時代にも、せっかちな人はいた? 落語に出てくる、急ぎすぎる人たち
動画は倍速で見る。結論から知りたい。移動するときは、乗換案内でいちばん早いルートを選ぶ。
限られた時間で、できるだけ多くのことを楽しみたい。そんな感覚を表す言葉として、「タイパ」という言葉もすっかり定着しました。
「タイパ」は比較的新しい言葉ですが、「早くしてくれ」「待っていられない」「さっさと済ませたい」という人間の性格そのものは、昔からあったようです。
古典落語にも、じれったいのが我慢できない人や、速さを求めた結果とんでもない目に遭う人が登場します。
何十年、何百年も前から演じられてきた噺を聴いているのに、「こういう人、今もいるな」と思ってしまう。
落語に出てくる、せっかちな人たちを見てみましょう。
10月2日


落語って?
座布団の上に、たったひとり。
なのに、気づけば何人もの人物や景色が見えてくる。
落語って、実はとてもシンプルな芸能です。
歴史や楽しみ方、ジャンル、初めて聴くならどこへ行くかまで、
落語の世界をわかりやすくご案内します。
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